YUIさん水素吸入って、できるだけ長時間、連続して吸入したほうが効果が高いのよね!?
水素吸入について、こんなイメージを持っている人は多いかもしれません。
確かに、連続的に、できるだけ多量の水素を取り込むと、その分効果が高そうに思えますよね。
ですがある研究によると、実は
「断続的な水素吸入のほうが特定の健康効果を引き出しやすい可能性がある」
という結果が出ています。
今回は、この研究について詳しくご紹介しながら、「断続的な水素吸入」が可能な家庭用水素吸入器についてもご紹介してみたいと思います。



より効果の高い水素吸入の方法に興味がある!
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
「断続的」な水素吸入が注目される理由|パーキンソン病予防についての研究結果
では研究内容について見ていきましょう。
>>Drinking hydrogen water and intermittent hydrogen gas exposure, but not lactulose or continuous hydrogen gas exposure, prevent 6-hydorxydopamine-induced Parkinson’s disease in rats (水素水の飲用および間欠的な水素ガス暴露は、ラクトロースや持続的な水素ガス暴露ではなく、6-ヒドロキシドーパミンによって誘発されるラットのパーキンソン病を予防する)
研究の概要
この研究では、「水素の取り入れ方」によって、疾患予防にどのような差が出るのか?を明らかにすることを目的として、4つの方法を比較しました。
具体的には、ラットのパーキンソン病モデルを作成し、以下の4つの方法の予防効果を比較・観察しました。
- 水素水
- ラクチュロース
- 水素ガスの連続吸入(2%濃度の水素ガスを継続的に吸入)
- 水素ガスの断続吸入(2%濃度の水素ガスを「吸入→休止→吸入→休止」を繰り返して吸入)
パーキンソン病モデルのラットが使用された理由
パーキンソン病は神経細胞がダメージを受けることで発症する疾患で、この研究よりも以前の研究で、「水素水飲用で、パーキンソン病の予防効果が見られた」ということが、すでに明らかになっていました。
パーキンソン病モデルのラットに水素水を飲ませたところ、顕著な予防効果が見られた
Drinking hydrogen water and intermittent hydrogen gas exposure, but not lactulose or continuous hydrogen gas exposure, prevent 6-hydorxydopamine-induced Parkinson’s disease in rats
この(以前の)研究により、「神経細胞を保護し、パーキンソン病を予防する」という水素の効果が示唆されていたわけですね。
今回の研究は上記の内容を更に進め、「さまざまな水素摂取方法による効果の違いを比較した」研究といえます。
研究の主な結果
研究の結果、4つの方法の中でも、特に「断続的吸入」が驚くべき効果を示しました。
- 水素水: ラットに水素水を飲ませた場合、一定のパーキンソン病予防効果が確認された
- ラクチュロース: 腸内で水素を生成させる方法では、予防効果がほとんど見られなかった
- 水素ガスの連続吸入: 継続的に2%濃度の水素ガスを吸入したラットでは、予防効果がほとんど見られなかった
- 水素ガスの断続的吸入:6匹中4匹でパーキンソン病が抑制される結果が得られた
このように、水素ガスの連続的吸入がほとんど効果がなかったのに対し、水素ガスの断続的吸入は、
「明白にパーキンソン病の発症を予防する」
Drinking hydrogen water and intermittent hydrogen gas exposure, but not lactulose or continuous hydrogen gas exposure, prevent 6-hydorxydopamine-induced Parkinson’s disease in rats
ことが示唆されたんですね。



水素を連続して吸入し続けるより、吸ったり止めたりを繰り返したほうが効果があったってことね。
この結果は、水素吸入においては「連続的に、より多く取り込むほど効果が高い」わけではなく、吸入のタイミングが効果に大きく影響する可能性があることを示唆しています。
なぜ断続的吸入の効果が高いのか?|「水素濃度の変動」が細胞に与える影響
なぜ断続的吸入がパーキンソン病の予防に効果的だったのでしょうか?
この研究では、「水素濃度の変動」が細胞に与える影響について言及しています。
「水素濃度の変動」が細胞に与える影響
まずそもそも論ですが、水素のはたらきは『水素分子が活性酸素と結びついて無害化することで抗酸化効果をもたらす』という単純なものだけではありません。
近年の研究により、水素はホルモンや酵素反応の調整、さらには遺伝子スイッチのオンオフを通じて、細胞レベルでさまざまな経路に影響を与えることが分かってきています。
参考記事(スイスピ):水素分子の効果とは?最新の研究内容から確認してみる
そして「断続的水素吸入の効果が高かった」理由として、この研究では
『水素濃度の変動が細胞に新たな刺激を与え、これが断続的吸入の効果を引き出した可能性』
を指摘しています。
連続吸入では効果が限定的|濃度変化により、刺激が与えられる可能性
どういうことかというと・・
継続的に吸入する場合:
濃度が一定に保たれるため、細胞がその環境に慣れてしまい(いわゆる「馴化」)、反応が弱まる可能性がある
断続的に吸入する場合:
吸入と休止を繰り返し水素濃度が変動することで、パーキンソン病予防に関係する「神経保護効果をもたらす反応経路」が刺激を受け、活性化する可能性がある
・・というわけですね。



これは、ずっと同じ香りを嗅ぎ続けていると次第に感じにくくなる現象に似ているかもしれません。
連続吸入では細胞が慣れてしまい、反応が鈍くなる可能性があるんですね。
断続的吸入の可能性
というわけで、この研究により「水素の吸入方法がその効果に大きな影響を与える」ことが示唆されることになりました。
特に、断続的な吸入による「水素の濃度変化」によって、神経細胞の保護につながるシグナルが活性化される可能性が示されたのです。
では次のセクションで、断続吸入を家庭で手軽に実現するための水素吸入器についてご紹介します。
「断続吸入モード」がある水素吸入器も



断続的な水素吸入の方が効果が高いとしても、いちいちスイッチを切ったり止めたりするのってめんどくさいね・・
確かにスイッチのONとOFFを繰り返すのは面倒ですよね。
現在市場に出回っている家庭用の水素吸入器のなかで、1機種だけ「断続運転モード」を備えた機種がありますので、ご紹介します。
「シェルスラン・プロ・ユー」という水素吸入器です。


【45分運転↔30分休止】を繰り返す「インターバルモード」対応
シェルスラン・プロ・ユーにはいくつかの運転モードがあり、
- 2時間
- 4時間
- 8時間
- インターバルモード(12時間30分の間、45分運転↔30分休止を繰り返す)
という4つのモードが選べます。
この内の「インターバルモード」が、先ほどの研究結果にもとづいて搭載された「断続的に水素吸入するためのモード」ですね。



先ほどの研究結果に基づけば、夜の睡眠時などに「インターバルモード」で水素吸入すると、より高い効果が期待できる可能性があるということですね。
シェルスラン・プロ・ユーはインターバルモード搭載以外にも、
- 日本医科大学名誉教授太田成男氏推奨の水素ガス発生量300ml/分
- 吸入チューブの水滴を防止する「結露防止」性能
- 鼻や喉の粘膜に最適な湿度に保つ「湿度調整」機能
- 上場企業に水素技術を提供している日本メーカー製
- 販売会社の顧客対応の評判が高い
といった特徴があり、性能的に優れた水素吸入器のひとつです。
興味を持たれた方は、スイスピのシェルスラン・プロ・ユー詳細記事もチェックしてみてください。
>>【水素吸入器実機レビュー】シェルスラン・プロ・ユー|静音性・湿度コントロール・吸入チューブの結露防止機能を検証してみた
まとめ|「多く・長く」より「吸ったり止めたり」が効果的かもしれない
以上、今回は「断続的な水素吸入」がもたらす効果に注目した研究結果をご紹介しました。
内容をまとめると、以下のようになります。
- 「連続吸入 vs 断続吸入」を比較したラット実験で、断続吸入のほうが明確にパーキンソン病予防効果が高かった
- 連続吸入では細胞が「慣れ」てしまい、反応が弱まった可能性がある
- 断続吸入による水素濃度の変動が、神経保護に関わる経路を刺激した可能性がある
- これはラット実験であり、人への直接適用には慎重な解釈が必要
「できるだけ長時間、連続して吸い続けるほど効果が高い」というイメージは、少なくともこの研究の結果とは一致しませんでした。
もちろんこれはラットを対象にした一研究であり、「人間でも同じことが言えるか」については、さらなる研究の積み重ねが必要です。
ただ、「吸い方がそもそも効果に影響するかもしれない」という視点は、水素吸入を日常的に活用していく上で、覚えておく価値がある知見ではないかと思っています。
この記事が、皆さんの水素ライフの参考になれば幸いです。
※具体的な水素吸入器の選び方や、各機種のレビューについては、スイスピ本編の比較記事で詳しく紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。



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